2013年7月29日月曜日

訃報 JJ Cale〔J・J・ケイル〕 享年74歳

エリック・クラプトンほか、多くのアーティストが憧れ、尊敬している、シンガーソングライター、そしてタルサ・サウンドの創始者として知られるJJ Caleが亡くなりました。



オクラホマ州に生まれ、タルサで育ったケイルは、チェット・アトキンスレス・ポールチャック・ベリーなどの影響を受け、'50年代から地元タルサのクラブで音楽活動を始め、同じ地元のミュージシャンであるレオン・ラッセルなどと一緒にプレイしていました。そして60年代半ばにロサンゼルスに移り、スタジオ・エンジニアとして働きつつアーティスト活動を続けますが、'70年にエリック・クラプトンが「アフター・ミッドナイト」を採り上げるまでは、タルサに戻り、音楽業界から身を引くことを考えていたほど、当時ケイルを取り巻く状況は(少なくともアーティストとしては)不遇だったそうです。

その後も、エリック・クラプトンが「コケイン」をカバーしたことはあまりに有名ですが、他にランディ・クロフォードが「ケイジャン・ムーン」、レイナード・スキナードが「コール・ミー・ザ・ブリーズ」や「アイ・ゴット・ザ・セイム・オールド・ブルース」をカバーするなど、多くの有名アーティストがケイルに敬意を評し、曲を採り上げています。

近年では、'04年エリック・クラプトン主催のクロスロード・ギター・フェスティバルに出演、そして'06年エリック・クラプトンと共同名義で『ザ・ロード・トゥ・エスコンディード』を発表するなど、音楽活動がそれまでに増して活発化するなか、'09年アルバム『ロールオン』を発売しました。

ご冥福をお祈り致します。

余談ですが、'06年、前述したエリック・クラプトンとのコラボレーション・アルバム発売時、田舎育ち(もちろん良い意味で)で素朴さまるだしのケイル氏が、Fジテレビの朝の人気情報番組にクラプトン氏とインタビュー出演しているのを観た時にはビックリしました。ある意味メディア慣れしているクラプトン氏とかなり対照的なケイル氏が、朝のFジテレビでぶっきらぼうな口調で話しているわけですから。いや、別にネガティブな印象を受けたわけではなく、これをオンエアしたFジテレビさん(のディレクターさん?もしくはプロデューサーさん?含め)には、すごい!、と膝を打ちましたし、こういった形ででもJJ Cale氏が日本のお茶の間に姿を現すことは良いことだ!と思いました。


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2013年7月23日火曜日

ペトロールズ 出演!

霞町音楽会 第6回、まだ未発表だった出演アーティストが、発表になりました!

ペトロールズ

ですよ! ペトロールズ!!!


ライブは常にソールドアウト。会場のみで限定リリースされた音源はプレミアがつく、大物トリオ!
各プレイガイドにて、先行予約受付中です。チケットはお早めに!
 ■チケットぴあ先行予約ページはこちら
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 ■ローソンチケット先行予約ページはこちら



日時:2013年10月14日(月・祝)16時30分開場 17時30分開演
場所:新宿 BLAZE
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-21-7 ヒューマックスパビリオン 新宿アネックス B2F
料金:前売4000円、当日4500円 (ドリンク代別)
チケット一般発売 : 8月3日(土)
 ■チケットぴあ 0570-02-9999 <204-246>
 ■ローソンチケット 0570-084-003 <73387>
 ■イープラス
 ■SOGO TOKYOオンラインチケット http://sogo.pia.jp

お問い合わせ SOGO TOKYO 03-3405-9999




2013年7月8日月曜日

【霞町音楽会 第6回】 ジャンルレスなダンスミュージックの祭典なのだ!

ついに、霞町音楽会初のホールでのイベントでして、会場は新宿BLAZEでございます。

出演は、
OBATALA SEGUNDO〔オバタラ・セグンド〕
'95年グラミー賞にノミネートされたオルケスタデラルスや熱帯JAZZ楽団で活躍するトロンボーン奏者中路英明を中心に、'97年に結成されたラテンジャズバンド。ずば抜けた演奏力のミュージシャンが織りなす音のグラデーションとアンニュイなラテンのメロディはラテンジャズを知らなくても、また彼らの存在を知らなくても、ライブを体感すれば、思わず体が揺れてしまう魔力があります。
★中路英明インタビューはこちら


JariBu Afrobeat Arkestra〔ジャリブ・アフロビート・アーケストラ〕
辺境系ファンクが注目される中で、フェラクティなどのビッグアーティスト以外の音楽にも注目が集まっており、現在ヨーロッパでは定着した人気があり、特にフランスでは根強い人気があります。日本にもアフロビートのバンドがいるということをみなさんに知ってほしくて出演をオファー。
'09年にミニ・アルバム「AfroSound System」を発売後、Fuji rock festetival 2009に出演。野外イヴェントを中心に活動をしています。
海外のDJがこぞって、彼らの曲をピックアップしていることからも海外での人気ぶりがうかがい知ることができます。
★ベーシスト 久保祐一郎インタビューはこちら


オープニングアクト VOLOMUSIKS〔ヴォロムジクス〕
SOUND FINDER代表が休日に吉祥寺を散策していた際、ストリート・ライブをやっていた彼らに遭遇。ポップなメロディー、アレンジに個性的な詞を乗せ、どこかエキセントリックな魅力をのぞかせる3人組に思わず出演をオファーした逸話があります。

で、実はもう1組出演いたしますが、現段階ではシークレット。
7月22日以降に発表でございます。


【霞町音楽会 第6回】
日時:2013年10月14日(月・祝)16時30分開場 17時30分開演
場所:新宿BLAZE
〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-21-7 ヒューマックスパビリオン 新宿アネックス B2F
料金:前売4000円、当日4500円 (ドリンク代別)
チケット一般発売 : 8月3日(土)
 ■チケットぴあ 0570-02-9999 <204-246>
 ■ローソンチケット 0570-084-003 <73387>
 ■イープラス
 ■SOGO TOKYOオンラインチケット http://sogo.pia.jp

お問い合わせ SOGO TOKYO 03-3405-9999


先行予約受付を各プレイガイドでは行っています。
確実にチケットを入手したいお客様は前もってご予約くださいますよう、よろしくお願いします。
尚先行予約期間などは各プレイガイドにてご確認ください。
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2013年7月6日土曜日

FIRST CALL RECORDINGS 第4弾リリース!

我がSOUND FINDERのレコード・レーベル、FIRST CALL RECORDINGSから、第4弾リリースとなる7インチレコードは、ブラジル人歌手、Patricia Marx(パトリシア・マルクス)とSeu Jorge(セウ・ジョルジ)とのデュエット!

Espelhos d’Água (feat. Seu Jorge) ・ Sonho de Amor (Live)
2013年6月4日発売/7インチレコード/FCR 7 004/1,470円(税込)

日本のみ限定アナログシングル盤でのリリースです。
裏面にはSonho de Amorのライブバージョンを収録。
ブラジル本国での大人気ぶり、ライブでの安定感を証明するシングル盤でございます。



さて、パトリシア・マルクスは、ブラジリアン・ネオ・ソウル界のディーバと称賛高く、幼い頃からコンテスト破りを重ね神童と呼ばれておりました。'87 年にソロ・デビュー。一貫してブラジル音楽界の第一線で活躍する人気、実力とも本物のシンガーでして、現代ブラジル音楽シーンを代表するアーティストです。
一方、セウ・ジョルジは。'96年にサンバとファンクを融合させたバンド ファロファ・カリオカ を結成、フロントマンとして活躍するも、'99年脱退。'01年『サンバ・エスポルチ・フィーノ』でソロ・デビュー。そして'02年、映画『シティ・オブ・ゴッド』出演し、アカデミー賞主要4部門ノミネートなど高い評価を得、自身も俳優として世界的に大ブレイクしました。'05年公開の映画『ライフ・アクアティック』では出演と共に映画全編にセウの弾き語りによるD.ボウイの名曲が散りばめられ、大きく話題を呼びました。サンバをベースにして、ロック、ファンク、レゲエを融合したセウ・ジョルジの音楽はブラジルではブラジリアン・ポップ/サンバの革新者とも評されており、今のブラジル音楽シーンを知る上で欠かせない重要アーティストです。

そんな国宝級な重要人物2人のデュエットシングルを絶賛発売中でして、購入はこちら
からお買い求めいただけます。

ほか、

そして、ディスクユニオンでも取り扱いが開始となり、店頭では渋谷/お茶の水レアグルーブ館、新宿本店ラテンブラジルフロアにあります!